「悠成と幸せにならない野ばらは、嫌いだ」
続いた言葉に、我が耳を疑った。
え…っと……
どういうこと?
「ごめん、ちょっとよく分かんない、未来。
分かりやすく教えてよ」
「俺は、野ばらと悠成にはいつまでも一緒にいてほしい。
今の野ばらに言っても分からないよな。
それでいい。
とにかく、この話は聞かなかったことに、」
バン!!
私は思わず、目の前にあった机を両手で思いっきり叩いた。
ものすごく痛くて、本来なら両手の平がジンジンするはずだが
怒りのあまり痛みを感じない。
そして、叫んだ。
「ふざけないで!」
私が好きな癖に悠成と幸せになれ?
冗談じゃない。

