「早苗様?」 「あ、…由梨、いつそこに?」 「先ほどからいました、えっと…夕飯の時間だと…」 「ハイ…」 「何日ほど経ちましたでしょうか…」 「きっとあの方たちなら…私の依頼もこなしてくれると思います。とても優秀な方でしたし」 「そう、ですね」 「行きましょう、由梨。今日も八神さんの美味しい夕食が待っていますよ」 「ハイ!!」 由梨は元気一杯の返事を返し立上った。 私も精一杯の笑顔を向ける。 早く、なつめさんに会いたい。