でも霧澤さんは動きを止めない。


「ホントにだめっ!」

私は、必死に抵抗した。

ホントにのぼせちゃうよ!!


すると、今まで私の身体をまさぐっていた手が止まる。


??

ホントに止めてくれた?

「霧澤さん?」


私は、霧澤さんの顔をのぞきこむ。


「俺ものぼせそうだから、やめとく」


そういって、軽くキスしてくる。



ほっと、肩を撫で下ろす私。


露天風呂に吹き抜ける夜風。


最高のヒトトキ・・・