─そして

「─地味ブス子。お前がやれ。霊力1000000もあるなら楽勝だろ。」

と言った。

これは龍樹に認めさせるチャンスかもしれない。

「別にいいけど。─璃恋奈さん、いいですか?」

一応璃恋奈さんに確認をとった方がいいと思い、確認をとった。

「私たちは別にいいけど…。

麗華は大丈夫なの?」

璃恋奈さん優しいな。私の心配をしてくれるだなんて。

「私は大丈夫です。戦闘経験は少なくても、魔法は全て暗記しているんで。それに─ここで引き下がるのは、本物の“津瀬”の名がすたりますから。」