「そのネックレスは私たちが預かっているから大丈夫なのだけれど…。

麗華が…高校に行くときに、ネックレスを渡そうと思うわ…。

その時がきたら…「私が、責任をとって麗華を見ます。」

…ありがとう。そう言ってくれて嬉しいわ。
これからもよろしくね?」

「はい。」

私はこの時…

絶対に麗華を守ると決めた。

“津瀬”

その名字に縛られて育った麗華。
麗華には霊力では負けるかもしれない。

けど…命をかけてでも守って見せる!

そう決めたのよ…。

-葉月side end-