「それでも、子供の霊力が10000あったらきっと…。

色々と利用される。
それでパパが『試しに麗華に封印させてみたらどうだ?』って言ってね、本当に封印させたの。そしたら…」

「そしたら…?」

「麗華の霊力はさらに1/10になった。

…国の最高峰の霊力の持ち主が全力を尽くしてかけた魔法を、幼い子供が意図も簡単にかけてしまった…。」

…まさか、ここまで麗華の霊力があるとは思っていなかった。
麗華はたぶん…いや、絶対に世界一の魔法使いになるだろう。