「終わったよ。」 シャープペンシルを机の上に置き、私はそう言った。 「…っ!」 「「早…」」 「早いですね。」 「そうね。早いわね…。」 「さすが。麗華は9割の力でも早いものね。」 焦る龍樹と、各自感想をいう皆。 疲れた~…。けど、これでプレゼントGET! 「もう終わりでいい?」 疲れた私は、軽くため息をつきながら龍樹にそう聞いた。 「…まだだ。 魔法を使っての対決。やってねぇじゃねぇか。」 …はぁ。 そうですか。