盛大にコケてしまった。
う、嘘でしょ?!
あたし何もない所で転んで・・・・・・っ!
呆然とするあたしに、次は恥ずかしさが襲ってきた。
めっちゃダサい!
誰にも見られたくない瞬間。
だけど。
あの男子絶対見てたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
少し先にいたあの男子を見ると、背中が小刻みに震えていて、更に手で口を抑えていた!
あれはきっと、笑ってるんだ・・・・・・!
うぜーーーーーー!!
くっそ・・・・・・!
何なのよー!!
怒りが治まらないあたしの後ろから、聞き慣れた声がする。
「・・・・・・はさま!」
何よ、『はさま』って。
ハサミの間違いじゃ?
「ゆーずーはーさーまっ!?」
あ、あたしの事だったのね・・・・・・。
振り返ると、ミミじゃない、メイドさんが転んで地べたにお尻をついているあたしに目を合わせるように、しゃがんでいた。
「ミミ!・・・・・じゃなかった。すいません」
う、嘘でしょ?!
あたし何もない所で転んで・・・・・・っ!
呆然とするあたしに、次は恥ずかしさが襲ってきた。
めっちゃダサい!
誰にも見られたくない瞬間。
だけど。
あの男子絶対見てたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
少し先にいたあの男子を見ると、背中が小刻みに震えていて、更に手で口を抑えていた!
あれはきっと、笑ってるんだ・・・・・・!
うぜーーーーーー!!
くっそ・・・・・・!
何なのよー!!
怒りが治まらないあたしの後ろから、聞き慣れた声がする。
「・・・・・・はさま!」
何よ、『はさま』って。
ハサミの間違いじゃ?
「ゆーずーはーさーまっ!?」
あ、あたしの事だったのね・・・・・・。
振り返ると、ミミじゃない、メイドさんが転んで地べたにお尻をついているあたしに目を合わせるように、しゃがんでいた。
「ミミ!・・・・・じゃなかった。すいません」



