ミミさんはあたしが乗ったのを確認すると、「捕まってて下さいね」とあたし

に言い、地面を蹴った。



ちょ、怖いかも……………。


それに、なによこれ!!

高い、高いよー!!

こんな棒にまたがってるなんて、すぐに落ちちゃいそうだよ!


嫌だ、降りたい!



そう思ったころには、もう遅かった。



かなりの高さだった。



アァ〜、あたしの家が小さいなー…………。



あたしは気を紛らわせるため、ミミさんに話しかけた。