「ですから、知りたいのなら私に付いて来て下さい」




ずる……………………!



知らない人には、付いて行っちゃいけないんだよ!



ミミさんは続ける。



「付いてきてくださったら…………」



あたしの反応を見るためか、そこで言葉を切る。



なになに?!

何かくれるの?!

くれるのなら、喜んで付いて行くよ!