「荷物持ってやるよ…」



門扉を開けてちーちゃん(?)が私のトランクを持ってくれた。



男なのに甘い匂いがする。




「お前も母さんに騙されていたんだな…」



「え…それって?」




「母さんが女の子の服ばっかり…着せるから…みんな…俺のコト…女だと思ってさ…いい迷惑だよ」




「じゃあ~ちーちゃんは正真正銘の男?」




「…そうだよ。なんなら…全部…脱いで証明しようか?」



「ええ~っ!?」