あの件とは、俺と星が許嫁になるっていう話だ。 もちろん断る気だ。 俺には、千紗という大切な恋人がいる。 「は~!俺は、絶対に嫌だ。 お前には悪いけど。 俺には、千紗がいるんだ」 「あ~、さっきの子? たぶん、花江さん反対するよ。 今までは、私がいなかったから平気だったけど」 花江さんとは俺の母親の名前だ。 「ま~いいや。早く首里城見て回ろうよ」