「失礼します」
俺はそう言って保健室へ入った。
「あ、来たわね。前の検査でおかしい点があったから一度
病院に行って調べてもらった方がいいから今度病院行って
みて」
「はい」
そう言って俺は保健室を出た。
保健室を出ると俺の目の前に千紗が現れた。
「どうしたの。めったに呼び出しなんてされないのに」
「別に。なんでもない」
その日、俺は早退して病院に行った。
「神矢斗真さん」
俺の名前が呼ばれ診察室に入った。
「あの、学校の検査でおかしな点があったらしく病院で調べてもらった方がいいと言われたん ですが」
「わかりました。では、検査をしてみましょう」
そう言われ俺の検査が始まった。