「…あの、俺、

鈴宮さんのことが好きです!」

「…へ?」


放課後になって。

知らない他クラスの男子から

呼び出されて、来てみたら…。


…あたしを好き?

聞き間違い…ではないよね…。


「…あ、えっと…ごめんなさい。

あなたのこと、何も知らないから…」

「…そう、だよね…」


傷ついたような顔をする男子に、

少し胸を締め付けられる。