※クールドライ王子に甘々注意。



おもしろうに笑って、

さらに近づいてくる男の人。


気持ち悪いっ…!

やだ、やだ。

助けて…! 誰か、助けて…っ!


「…何やってんの?」


突然、耳に飛び込んできた声。

低くて、澄んでて綺麗な…


あたしは聞き覚えがある声に

顔を上げた。