※クールドライ王子に甘々注意。



でも、あからさまに避けることも

できないし…。


やんわり、近いことを言おうと

「あの」

と、口を開いたら


「…なんて、ごめんね」


そんな言葉が耳に届く。


え…っと、今の言ったの、

この人だよね…?


おそるおそる、隣を見る。


男の人は、申し訳なさそうに

あたしを見ていた。