そう言うと、意外にも彼は 素直に言うことを聞いて、目を閉じた。 う、わあ…。 七斗、まつげ長っ。 女子ですか! 鼻高いし、肌綺麗だし。 …この人、かっこよすぎるんですけど! …ってあたし 本気でヘンタイになりそうで怖いです。 ぎゅっと自分の手を握って おそるおそる綺麗すぎる顔に近づく。 ちゅ、と音とともに触れ、離れた唇。 ああー、やばい。 あたし、絶対顔真っ赤だ…なんて 思ってた、ら。