彼にお礼を言ってから、 おかしを手にして、口に運ぶ。 わ、何これおいしい! 絶対市販のおかしじゃないでしょ。 ここ、お城みたいだし、 パティシエさんとかいるのかなあ。 なんて思いながら、 あたしは口を開いた。 「七斗の部屋、キレイだね」 「そう?普通じゃね?」 「普通ではないと思う…」 まず、何回も言うけど 広さが普通じゃないからね! なーんてちょっとふざけてるけど あたしは内心緊張で心臓バクバク。