※クールドライ王子に甘々注意。



それだけで、

胸がどくどく音を立てる。


見覚えのある、真っ直ぐな瞳が、

あたしを見つめる。


彼は、切なそうに笑ってから、

ずんずんと、こちらへ向かって来た。


「…え」


すたすた歩いてきた、長い足は

あたしの前で止まる。


「…琴香」


…どくん。