そう今更思い出した途端、 顔が赤くなっていくのが分かる。 みんなに、 何て言われるんだろー…なんて 思ったんだけど。 みんなからの声は、 あたしが想像したものとは、違く…。 「…す、すごかったね…。 あんな感情のこもった神田くんの声、 始めて聞いたよね!」 「それほど、 好きなんだよね…鈴宮さんのこと」 「こんな見せつけられたら、 応援するしかないよね。 鈴宮さん、可愛いし…。 お似合いだよね!」