でも、彼のキスで何も考えられなくて。 そんなこと、気にもならなかった。 「…っはぁ…」 やっと唇を離された時にはもう、 あたしの息は、切れ切れで。 熱が離れたことによって、 止まりかけてた脳も発達し始める。 そこで、やっと気づく。 みんなの視線。 …うわぁ。ここ、食堂だった…!