胸が、苦しい。 七斗が、好き。 好き。好きすぎて。 胸が苦しい。 痛い。どうすればいいか分からない。 この溢れ出す気持ちは、 「…好き」 無意識のうちに、声になっていた。 彼は、一瞬目を開いた後、 ふっ。と笑って 「…俺も。」 そう言って、 ぎゅっと強く、あたしを抱きしめた。