「琴香の髪、キレイ…」 長い指があたしの髪の毛に絡まる。 「…っ」 その仕草に。 その言葉に、綺麗な声に。 その優しくあたしを見つめる瞳に。 胸が音を立てる。 これでもかってくらい。 彼に聞こえちゃうんじゃないか ってくらい、ドキドキして。 鼓動が早くなる。