※クールドライ王子に甘々注意。



何が起こったのか、

あたしは何かにつまづいた。


…やばい。転ぶ…!


覚悟するように

ぎゅっと目をつぶるも、

いつまでたっても、痛みは来ない。


「…わっ!」


そのかわり、腕を何かに引っ張られ、

引力によって、

あたしの体はぼすっと物体に収まった。