※クールドライ王子に甘々注意。



知らないはずだよね…?


自分に言い聞かせるように

心の中で、そう呟いた。


瞬間。


「…へっ?」


腕を引っ張られ、

気づけば彼の胸の中。


自分の鼓動が、また

早くなっていくのが分かる。


「…な、なと…?」