「…ん、まぁ合格かな。 1分遅刻だけど」 「…はぁ…はぁ」 全速力で走ったつもりが、 1分遅刻してしまったらしい。 「…ごめん、七斗!」 息も整わないまま、七斗に謝る。 「んー、まぁいいよ。来たから」 そう言って、ふっと笑う七斗は。 今日も相変わらずかっこいい。