「…あなた、水の力なのよね。」
「はい。」
「向こうにライムがいるらしいけど…勝てるの?」
「ライムの力は皇帝の力に寄り添う水の力、私とは少し違います。それに命を落とすことが負けになるのであれば、水の力以外にも方法はありますので負けはしません。私には最後まで生き抜く使命がありますので。」
怯まないその姿は圧さえ感じさせた。
「そう。」
「…戦う目ね。」
マチェリラと圭、二人の反応を視線だけで受け取り瑛琳は微かに顎を引いて言葉を続ける。
それは終わりの合図だった。
「千羅を待たせております、これにて。」
「待って、私も行くわ。圭はどうする?」
「私も行くわ。構わない?」
「勿論、参りましょう。」
そう言って背中を向けて歩き出す瑛琳の肩に触れてマチェリラは自分の方に意識を向けさせる。
「堅苦しい言葉遣いは不要よ、瑛琳。もう少し緩めてくれないと私の息が詰まりそう。」
意外な言葉に不意打ちをくらった瑛琳の目は丸くなっていた。
それに追い打ちをかけるようにマチェリラは不敵な笑みを浮かべて続けるのだ。
「戦いに言葉数は少ない方がいいわ。許せる限界まで言葉を砕いてちょうだい。」
「分かりました、マチェリラ。」
笑みを浮かべる訳でもなく淡々と答えただけだが、マチェリラは満足そうに口角を上げた。
こういう人間は嫌いでないと気持ちが躍る。
「はい。」
「向こうにライムがいるらしいけど…勝てるの?」
「ライムの力は皇帝の力に寄り添う水の力、私とは少し違います。それに命を落とすことが負けになるのであれば、水の力以外にも方法はありますので負けはしません。私には最後まで生き抜く使命がありますので。」
怯まないその姿は圧さえ感じさせた。
「そう。」
「…戦う目ね。」
マチェリラと圭、二人の反応を視線だけで受け取り瑛琳は微かに顎を引いて言葉を続ける。
それは終わりの合図だった。
「千羅を待たせております、これにて。」
「待って、私も行くわ。圭はどうする?」
「私も行くわ。構わない?」
「勿論、参りましょう。」
そう言って背中を向けて歩き出す瑛琳の肩に触れてマチェリラは自分の方に意識を向けさせる。
「堅苦しい言葉遣いは不要よ、瑛琳。もう少し緩めてくれないと私の息が詰まりそう。」
意外な言葉に不意打ちをくらった瑛琳の目は丸くなっていた。
それに追い打ちをかけるようにマチェリラは不敵な笑みを浮かべて続けるのだ。
「戦いに言葉数は少ない方がいいわ。許せる限界まで言葉を砕いてちょうだい。」
「分かりました、マチェリラ。」
笑みを浮かべる訳でもなく淡々と答えただけだが、マチェリラは満足そうに口角を上げた。
こういう人間は嫌いでないと気持ちが躍る。



