「でもマチェリラ、そんな人どこに?」
貴未の問いに答える代わりにマチェリラは微笑んだ。
「カルサトルナス、その為には貴未の力が必要なの。誰かを捜しに行く前にいいかしら?」
誰か、それは聖のことを指していると気付くのに時間がかかった。はっきりと口にしていなかったがカルサの考えとしては聖の捜索を貴未に任せようとしていたのだ。
「ああ、それは構わないが…貴未の力が必要というのは?」
「リンの国へ行くわ。」
誰もが息を飲んだ。またその世界、カルサも千羅も瑛琳も考えたことは一緒だった。
「結界士も日向もカリオの入り口もそこでしたね。」
「皇子、あそこには一体何があるのでしょう?」
千羅が瑛琳に続いて疑問を口にする。カルサは視線を合わせるも答えを口にしなかった。彼にも分かりかねているのだと、眉を寄せる表情で伝わってくる。
「貴未、マチェリラとリンの国へ行ってくれるか。」
「分かった。」
「マチェリラ、その人物を連れてきてくれ。頼む。」
「ええ、必ず。」
カルサの言葉に二人は答えて頷く、次にカルサが視線を送ったのは瑛琳だった。
「瑛琳、ここの警護を頼む。」
「はい。」
瑛琳は返事をしてナルに視線を送る、当たり前に彼女は身動き一つしていなかった。
「千羅は俺の傍にいてくれ。もしもの時は…頼む。」
カルサの言葉が濁る。何を意味しているのか察した千羅は大きく頷いた。
「承知しました。」
貴未の問いに答える代わりにマチェリラは微笑んだ。
「カルサトルナス、その為には貴未の力が必要なの。誰かを捜しに行く前にいいかしら?」
誰か、それは聖のことを指していると気付くのに時間がかかった。はっきりと口にしていなかったがカルサの考えとしては聖の捜索を貴未に任せようとしていたのだ。
「ああ、それは構わないが…貴未の力が必要というのは?」
「リンの国へ行くわ。」
誰もが息を飲んだ。またその世界、カルサも千羅も瑛琳も考えたことは一緒だった。
「結界士も日向もカリオの入り口もそこでしたね。」
「皇子、あそこには一体何があるのでしょう?」
千羅が瑛琳に続いて疑問を口にする。カルサは視線を合わせるも答えを口にしなかった。彼にも分かりかねているのだと、眉を寄せる表情で伝わってくる。
「貴未、マチェリラとリンの国へ行ってくれるか。」
「分かった。」
「マチェリラ、その人物を連れてきてくれ。頼む。」
「ええ、必ず。」
カルサの言葉に二人は答えて頷く、次にカルサが視線を送ったのは瑛琳だった。
「瑛琳、ここの警護を頼む。」
「はい。」
瑛琳は返事をしてナルに視線を送る、当たり前に彼女は身動き一つしていなかった。
「千羅は俺の傍にいてくれ。もしもの時は…頼む。」
カルサの言葉が濁る。何を意味しているのか察した千羅は大きく頷いた。
「承知しました。」



