「名は?」
聞かれるであろうと分かっていたが、いざそうなると返答に躊躇いがでた。
「カルサ・トルナス。」
長は目を閉じて片手で顔を覆う。
またしても貴未は変な空気を感じずにはいられなかった。
それはマチェリラの時と同じものだ。
一体この名前が何だというのか。
「長、お願いします。」
貴未は不安を抑え、目的を果たす事を最優先にした。
首から下げた球体を握りしめ中にいるマチェリラに心で問いかける。
真剣な思いは間違いなく長に伝わっていると思いたかった。
何があるにしろカルサとの約束は守りたい、そんな今の自分の気持ちを信じたかった。
「桂(かつら)聞こえていたか?出てきてくれ。」
長は空を仰ぎ、決して大きくはない声で声を放つ。
不思議に思いながら長を見ていると、ちょうど長と貴未の間くらいに光が現れた。
少し眩しいくらいの光は間もなく鷹ほどの大きさの竜に形を整える。
聞かれるであろうと分かっていたが、いざそうなると返答に躊躇いがでた。
「カルサ・トルナス。」
長は目を閉じて片手で顔を覆う。
またしても貴未は変な空気を感じずにはいられなかった。
それはマチェリラの時と同じものだ。
一体この名前が何だというのか。
「長、お願いします。」
貴未は不安を抑え、目的を果たす事を最優先にした。
首から下げた球体を握りしめ中にいるマチェリラに心で問いかける。
真剣な思いは間違いなく長に伝わっていると思いたかった。
何があるにしろカルサとの約束は守りたい、そんな今の自分の気持ちを信じたかった。
「桂(かつら)聞こえていたか?出てきてくれ。」
長は空を仰ぎ、決して大きくはない声で声を放つ。
不思議に思いながら長を見ていると、ちょうど長と貴未の間くらいに光が現れた。
少し眩しいくらいの光は間もなく鷹ほどの大きさの竜に形を整える。



