あれから少し経ち貴未の気持ちも落ち着いた頃、黙ったまま傍にいる長に向けて貴未は背中で尋ねた。
「長、あれからどの位の時間が経ったんですか?」
外では200年もの月日、しかしカリオでは長は生きている。
カリオ人が長寿という話は聞いた事がないからきっと時の流れが違うのだろうと貴未はぼんやり考えていた。
「それはお前が成長した分の時間だ。」
長は明確な数値は告げずに答える。
自身の中に答えはある、そしてその中で父親は亡くなってしまったのだ。
決して短い時間ではないことを自分自身の身体の成長が嫌味なくらい物語っていた。
もう過ぎてしまった時間だ。
貴未は腕で豪快に涙を拭うとしっかりとした足取りで立ち上がった。
「長、永は戻っていますか?」
「はるか?お前たち、一緒ではないのか!?」
長の声に貴未は眉間にシワを寄せて固く目をつむる。
マチェリラが言ったように永はここにはいない、それどころか手がかりもない。
不思議と奇妙と疑問が入り交じる複雑な感情が貴未の身体を支配していく。
「長、あれからどの位の時間が経ったんですか?」
外では200年もの月日、しかしカリオでは長は生きている。
カリオ人が長寿という話は聞いた事がないからきっと時の流れが違うのだろうと貴未はぼんやり考えていた。
「それはお前が成長した分の時間だ。」
長は明確な数値は告げずに答える。
自身の中に答えはある、そしてその中で父親は亡くなってしまったのだ。
決して短い時間ではないことを自分自身の身体の成長が嫌味なくらい物語っていた。
もう過ぎてしまった時間だ。
貴未は腕で豪快に涙を拭うとしっかりとした足取りで立ち上がった。
「長、永は戻っていますか?」
「はるか?お前たち、一緒ではないのか!?」
長の声に貴未は眉間にシワを寄せて固く目をつむる。
マチェリラが言ったように永はここにはいない、それどころか手がかりもない。
不思議と奇妙と疑問が入り交じる複雑な感情が貴未の身体を支配していく。



