キミの嘘に騙されて~



あたしは着替えてリビングに行った。


リビングへのドアを開けたとたん、あたしの大好物のカレーのにおいがした。

「今日カレーなの!?」

「そうよ~

 澪ちゃんの好きなカレーよ」


「やった~

 お母さんのカレー大好き!」

「そう?ありがとう。

 お父さん帰ってくるの遅いみたいだから先に食べちゃいましょ」


「「いただきまーす!」」


そう言ってあたしと母は夕飯を食べた。



夕食が終わったので、いったん自室に戻ることにした。


(隼人君のこと、一応遥に報告しとかないとっ...!)


黙っておきたいけど後からバレたら遥、うるさそうだからな~

とか考えながら携帯のメールボックスを開いた。