僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 「また泉君のこと?・・・もう、ほっといて」



 私は冷たく言った




 それでも幹汰は私から目を離さなかった




 「廉先輩の過去のことちゃんとねぇちゃんは分かっているの?」




 “過去”??