僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 そんな日々が数日続いたある日




 リビングで幹汰と二人、夕食をとっている時だった




 幹汰は突然フォークとナイフを置いて私をじっと見た




 「ねぇちゃん、これから言うことちゃんと聞いて?」




 幹汰は優しく私に言ってきた。