僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 私は少しドキドキしながらも「うん・・・」と返事した






 泉君の家か、どんな家なんだろう??





 確か、泉家って由緒正しい氏族だったような・・・







 電車を降りると、泉君の手を握って後を追いかけた。




 大きな家が立ち並ぶ住宅街の中、ひときわ大きな家の前についた。