僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】




 ぇ、これってまさかおんぶ!?



 こんな道の真ん中で!?




 さすがに周りの目が・・・




 私がおどおどしていると、泉君は立ち上がってため息をついた



 「はぁ・・・もういいよ」




 泉君はあきれ顔でそう言った



 「ご、ごめん・・・」



 私が謝ると、泉君はひょいっと私をお姫様抱っこした。