僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】




 「俺・・・実は、犯人知ってたんだ・・・」




 乃江流が切り出した言葉に僕はただ頭の整理をするばかり




 「ごめん・・・もっと早く言わなくて・・・」




 乃江流は申し訳なさそうに目をつむり、拳を握りしめた。




 「犯人って・・誰なの?」




 僕がそう聞くと、乃江流はまっすぐ僕の顔を見た。