僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】




 「ねぇちゃんとは、あれからまともに喋っていないよ・・・

 ねぇちゃんは頑張って話しかけてくれるんだけど、、

 廉先輩の言った通りだし、僕はただ一人も守れない臆病者だよ」




 僕はそう言って机に顔をふせた。



 目をつむる度に思い出す、雨音が響く日のあのねぇちゃんの温もり。




 もう忘れてしまいそうだ。




 あの温もりも笑顔も泣き顔も・・・