僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 「乃江流君が助けてくれたの」





 ねぇちゃんは僕にそう言った




 手はずっと握られたままだ






 「いや、、お前についてこなくていいとか言われたんだけど、やっぱり心配でさ、

 しばらく保健室の前にいたんだけど、案の定、ね」





 乃江流は照れ臭そうに笑った




 「ありがとう」



 僕は乃江流の目をまっすぐ見て告げた