僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 乃江流は机に教科書などを入れている僕にそう声をかけた




 僕は「うん、」と相づちを打つと、すぐに席について花の供えられた隣の席を机に顔をくっつけて呆然とながめた




 すみれの残像が消えない



 今にも僕におはよう、って言ってくれそうだ





 ―――ガラガラ・・・