僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 やっぱり昼休みなだけあってエレベーターは生徒でいっぱいだった





 なんとか乗り込めたが、とてもキツい






 僕は繋いでいた手をすみれの肩にまわし、押し込まれる人混みから守った





 すみれの肩はとても小さかった