僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






僕はすみれの頭をポンポンとなでた



 すみれは目をゆっくりと開けた





 「心配かけんなよ、」





 僕は、そうつぶやくと壊れそうなすみれを抱きしめた