僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 「で、でも・・・幹汰にはもう、すみれちゃんっていう子がいるし・・・もう手遅れなんだろうけど、、

 幹汰のことが好きです」








 ねぇちゃんはまっすぐ僕の目を見つめて言った




 この告白がもう少し早かったら僕らはどうなってたのだろう、




 この告白がもう少し早かったら、、きっと、、僕らは・・・








 「なんか、ごめんね」