僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 二人して言葉がかぶった





 僕らは譲り合った結果、ねぇちゃんが先に言うことになった







 「あの・・・もう遅いかもしれないけど・・・」









 ねぇちゃんは顔を赤らめて、真剣なまなざしで言ってきた