僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 すみれちゃんは僕を見上げると、「うん」と言って立ち上がった






 ねぇちゃんはそさくさと病室のドアまで行った





 「夕食作って待ってるからね」






 と、僕に背中を向けたままそう言った




 僕も帰りの支度を進めると、ポケットからなにかが落ちた