僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 「幹汰、くん・・・?」






 その子はすみれちゃんだった




 慌てて振り返ると、すみれちゃんは複雑そうな顔をして外に飛び出していった






 「すみれちゃん・・・!!」




 僕は、ねぇちゃんに「ごめん」と一言残すと、雨の降る外に飛び出した