僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 「春休み前ぶりだね」






 僕は席についた彼女に声をかけた




 彼女はなにも返事をせずに、せっせと机の中に教科書をつめこむ






 「別に、あんたになんだかんだ言われたから学校にきてるわけじゃないから」







 すみれちゃんは僕に見向きもせずに言った