僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 「―――ちょっと!」






 暗闇から引きずりあげられるように聞こえてきた声




 女子特有の甲高い声ではないけど、とっても可愛らしい女の子の声だった





 「・・・へ?」






 僕がゆっくり目を覚ますと、その女の子は目が合った瞬間、その子はムスッとした顔になり、僕から目をそらした




 その子は赤いメガネをかけてフワッとした短い髪を二つに結んでいた





 「そこ、私のベッドなの」





 女の子は僕のところを指さすと、とても怖い顔をした