僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 「ほら早く食べないと冷めちゃうよ?」





 ねぇちゃんはスプーンでドリアをつつきながら言った





 「ねぇちゃん・・・!!」






 僕は思わず立ち上がった



 ねぇちゃんは驚いた表情で僕を見た





 「僕だって男の子だ!

 僕は本気でねぇちゃんのことが好きなんだよ・・・!!」