僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 「ねぇ、、好きってなんだろう」




 僕は遠くの空を眺めながら聞いた




 乃江流は少し驚いたのか、僕を見た





 「胸が、なんか、こう、、ズキズキっていうか、、痛くなるのは『恋』なのかな?」





 僕は自分の胸を押さえながら言った





 そう、いつもねぇちゃんと一緒にいるとなる、あの感覚、、