僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 りんご飴なんて、最近舐めてなかったから少し懐かしい味がした




 りんご飴を舐めながら乃江流の後ろをついていくと、人気のないベンチに腰をかけた




 乃江流も美味しそうにりんご飴を舐めている





 「幹汰、やっぱりねぇちゃんとじゃないと不満か?」




 乃江流は真剣な眼差しで僕に聞いてきた




 僕は「そんなことないよ」と、小さくなった飴を舐めながら答えた